いまここでどこでもない

I can't give you all that you need ,but I'll give you all I can feel.

スヌーザーが選んだ2006年度ベスト・アルバム10

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もしロックンロール・ルネッサンスという「バンド復興」が最高潮に盛り上がったシーンに、ザ・ストリーツ譲りの優れたリリシスト兼ストーリーテリングの才能とDFA周辺のダンス・パンクを経由した跳ねまくるビートを併せ持つような、そんなバンドが登場したら。アークティック・モンキーズが英国のメディアから「オアシス以来の衝撃」と喝采を浴び、ブリット・アウォーズなどの国内賞レースを総ナメにしたのは当然の成り行きともいえる。タイミングも内容も、全てが本当にパーフェクトな奇跡的なデビューアルバムだった。事実、彼らの登場が鮮烈過ぎたのかロックンロール・ルネッサンスというムーブメントは以後頭打ちとなり、音楽シーンの中心地は次第にアメリカへと移ってゆくことになる。そう「何かが終わったら何かが始まるんだ」。



そんな「北米インディ」爆発前夜のアメリカはどうなっていたか?TV・オン・ザ・レディオグリズリー・ベアジョアンナ・ニューサムなどの個性的なアクトが頭角を現しはじめ、ドリーム・ポップというムーブメントの中心的存在となるビーチハウスがデビューした。「時代は変わる」。かつてそう歌ったボブ・ディランが還暦過ぎとは思えない瑞々しい『Modern Times』をリリースし、数多の新人を押しのけてクリティック・ポールを独占したのも意地が悪くて最高だ。そして日本では、ようやくストロークス以降のサウンドを鳴らす8otto『We Do Viberation』が登場し、ソロワークが今だに90年代を引きずっている印象だった曽我部恵一が目の覚めるような傑作『ラブシティ』を発表する。日本のインディ・ロックの産声曽我部恵一バンド『キラキラ!』がドロップされるのはそれから2年後の話だ。


スヌーザーが選んだ2006年度ベストアルバム10

10.Scritti Politti『White Bread Black Beer』


9.8otto『We Do Viberation』

we do viberation

we do viberation

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8.The Fratellis『Costello Music』

Costello Music

Costello Music

  • ザ・フラテリス
  • ロック
  • ¥1200


7.Boom Boom Satellites『On』


6.Daedelus『Denies the Day's Demise』

Denies the Day's Demise

Denies the Day's Demise


5.The Rapture『Pieces of the People We Love』


4.Joanna Newsom『Ys』

Ys

Ys

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3.曽我部恵一『ラブシティ』

ラブシティ

ラブシティ

Youtube


2.Bob Dylan『Modern Times』


1.Arctic Monkeys『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』


スヌーザーが選んだ2006年度ベストシングル10

Apple Music Playlist

1.Klaxons「Gravity’s Rainbow」

2.Arctic Monkeys「When the Sun Goes Down」

3.Primal Scream「Country Girl」

4.Justice「Waters Of Nazareth」

5.Gnarls Barkley「Crazy」

6.Lily Allen「Smile」

7.The Fratellis「Henrietta」

8.Klaxons「Atlantis To Interzone」

9.Jet「Bring It On Back」

10.The Pipettes「Pull Shapes」