お知らせ、5月のベストミュージック 後編
5月のベストミュージックの前に、音楽だいすきクラブに掲載していただいた記事の紹介を。よかったら読んでみてください。特にスピッツの記事は手前味噌ですがよく書けてんなーと思ってたり。スピッツ史上最高の一曲と信じて疑わない「プール」について書いているんで是非‼︎
スピッツの「プール」について
http://ongakudaisukiclub.hateblo.jp/entry/2014/05/07/214738
ホラーズのルミナスについて
http://ongakudaisukiclub.hateblo.jp/entry/2014/05/25/153145
とある隠れすぎた名盤について
http://ongakudaisukiclub.hateblo.jp/entry/2014/05/30/112018
http://ongakudaisukiclub.hateblo.jp/entry/2014/05/12/121013
僕の他にもたくさんの執筆者がいて楽しいです。特にクラウトロックの記事や98年の世代の記事が面白かったです!
それではお待たせしました?5月のベストミュージック11選です。順不同で。振り返ればかなり豊作な一ヶ月でした。季節柄、ダウナーでチルでメランコリックな作品が多いかも。悔しいかな昨日買った坂本慎太郎の新譜に強く影響受けたセレクトになりました。
ナマで踊ろう/坂本慎太郎
想像よりずっとよかった、その想像だってめちゃくちゃ高いものだったのに。2014年の日本だからこそ生まれたアンチネオリベラリズムポップ。
Days of Abandon/the Pains of being pure at heart
スミス、キュアー、そしてモータウン。無邪気な青の時代を終えて、純粋なポップスを志向するKip Bermanを全面支持。
The Moon Rang Like A Bell/Hundred Waters
フォークトロニカというジャンルから大きくはみ出す電子音で演奏されたフォークミュージック。フォークでもエレクトロニカでもない不気味の谷の音楽。
In cold blood/White Sea
M83のサポートメンバーによるソロアルバム。カタストロフィックなシンセサウンドと彼女のボーカルの組み合わせはM83の不在を埋めるに十分なほど魅力的だった。
Early riser/Taylor Mcferrin
ビートミュージックの最突端。ジャズのことはよく知らないけど、それでもこの圧倒的な新しさには度肝を抜かれた。それでいて聞きやすい、理想的なポップミュージック。
Bermuda Waterfall/Sean Nicholas Savage
AORのモダンな解釈。蕩けるように甘いメロディと涼しげなサウンドはこれからの季節に最適。どんどん音が削ぎ落とされるアルバム後半の楽曲が特に素晴らしい。
Dialects/Snowmine
リリースは2月頃、今更聴いた。コールドプレイをあらゆる面で素晴らしくしたらこうなるかも。静寂かつ壮大なサウンドスケープ。
Talk to the sea/Gigi masin
"One of the most beautiful LPs in a very long time. If you don't like this there is something wrong with you."
w〜w〜w(mixtape)/djwwww
ノイズノイズノイズ!その嵐の向こうではクールな音楽が鳴っている。そして霧が晴れるような中盤の展開の格好良さに本気で震えた。
KEATS//COLLECTIVE Volume 5/V.A
クラブよりも部屋が似合うインターネット世代のためのダンスミュージック。ヘッドホンをつけてワンルームディスコするには最高のコンピレーション、BGMとしても◎。
I. Japan/Fecking Bahamas(V.A)
マスロックとは何ぞや?その模範回答集。全曲素晴らしい、頭に効く、元気が出る。
どれもホントマジ最高なんで自信を持ってオススメします。ベストソングは力尽きたので今月は一曲だけ。The Horrorsの死ぬほどかっこいいアルバムから死ぬほどかっこいいこの曲を。
追記.
ベストジャケットはTwitterのプロフィールにも使ってるNed Dohenyの編集盤のコレ。最高すぎます。中身も(きっと)最高でしょう!いつかアナログで欲しいなあ。
元ネタ?の1stアルバムHard candyもこれからの季節にピッタリの大名盤なのです。坂本慎太郎のソロが好きなら絶対に気に入ると思います。坂本さんも何年か前のインタビューでこればっか聞いてるって言ってました。甘くてスカスカなディスコ。