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いまここでどこでもない

I can't give you all that you need ,but I'll give you all I can feel.

スヌーザーが選んだ2001年度ベスト・アルバム10

RAM

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電子音の世界で大きな動きがあった2001年。IDMというアート・フォームを突き詰めたオウテカ『Confield』、そしてノイズミュージックに感情と余韻を持ち込んだフェネス『Endless Summer』がリリースされた。しかしそれ以上に巨大な地殻変動がニューヨークで発生する。そう、意外にも本物のロックンロールバンドが登場したのはビートルズ以来、ロックンロールというお家芸をイギリスから奪われっぱなしだったアメリカからだった。ウイスキーで灼けた声、抑制されたテンポ、スッカスカな演奏、ダルでニヒルな佇まい、甘いメロディー。コスプレ一歩手前の奇跡的な美しさ。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドモダン・ラヴァーズの私生児のようなこのストロークスの登場をきっかけに、数年に渡る世界的な「ロックンロール・リバイバル」(僕は「ロックンロール・ルネッサンス」って呼びたい。余談)という大きな波が発生することになる。



ポスト9.11の想像力。転生と記憶喪失についてのレディオヘッド『Amnesiac』、戦火から逃れるための繭のようなビョーク『Vespertine』、凛とした戦時下のバケーションR.E.M 『Reveal』、コミットしないという選択肢を提示したコーネリアス『Point』、尊厳と自律についての砂原良徳『LOVEBEAT』、現実から逃れ魑魅魍魎の世界へと誘うレイ・ハラカミ『Red Curb』、あらゆる壁の外側を目指すアヴァランチーズ『Since I Left You』。どれも素晴らしいが、それでもスーパー・ファーリー・アニマルズ『Rings Around The World』には敵わない。とてもサイケデリックだけどフラジャイル・ハッピネスなサウンドで「少なくとも世界の終わりじゃないから」と勇気付け、「君は寛容にならなきゃ」と諭し、武装解除を呼びかけるスウィート・レベル・ミュージック。戦争の、グローバリズムの、キリスト教の罪を甘やかに告発する全人類必携の世界遺産


スヌーザーが選んだ2001年度ベストアルバム10

10.Bjork『Vespertine』

Vespertine

Vespertine


9.Basement Jaxx『Rooty』

Rooty

Rooty


8.砂原良徳『Lovebeat』

LOVEBEAT

LOVEBEAT

  • 砂原 良徳
  • エレクトロニック
  • ¥2100


7.The Strokes『Is This It』

Is This It

Is This It


6.Rei Harakami『Red Curb』

Red Curb

Red Curb

Youtube


5.Radiohead『Amnesiac』


4.The Avalanches『Since I Left You』


3.Slipknot『IOWA』

Iowa

Iowa


2.R.E.M『Reveal』

Reveal

Reveal


1.Super Furry Animals『Rings Around The World』


スヌーザーが選んだ2001年度ベストシングル10

Apple Music playlist

1.Super Furry Animals「Juxtsapozed With U」

2.Avalanches「Since I Left You」

3.R.E.M「Imitation Of Life」

4.Back Drop Bomb「Remind Me」

5.Radiohead「Pyramid Song」

6.Michael Jackson「You Rock My World」

7.Ocean Colour Scene「Up on The Down Side」

8.Missy Elliott「Get Ur Freak On」

9.Ash「Shining Light」

10.The Strokes「The Modern Age」